ニュースリリース

InnovationS-i インタビュー

流行に惑わされることなく本質を見極め、国際英語を本格的に実践することができる機会を提供

代表取締役 小澤勝

事業内容について教えて下さい。
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弊社は、創業以来十余年にわたり、情報技術をコア・コンピタンスと位置付けて、ITコンサルティング、人材派遣、教育研修など、多様なサービスを提供して成長してきました。何度かのM&Aと組織再編を経た後、平成23年1月、純粋持株会社へと移行し、現在は事業子会社2社(インフォメーションサービスフォース株式会社、リンガフランカ株式会社)の経営管理を行っています。
事業子会社であるインフォメーションサービスフォースは、情報技術サービス(システム製品販売、システム受託開発、人材派遣など)を主事業とし、リンガフランカは、国際交流サービス(語学研修、国際交流ラウンジ)を主事業としています。
2011年4月、日本証券業協会グリーンシート市場において株式公開を果たしました。今後は公開企業として経営の透明性を高め、企業グループの発展を戦略的に牽引する体制をより強化し、付加価値の創造に努めていきます。

具体的な商品・サービスの内容を教えて下さい。
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リンガフランカが5月にリリースした「国際英語学習プログラム」を売り出したいと考えています。
私たち日本人のように英語を母国語としない話者による国際コミュニケーションのための英語を国際英語(International English)と言います。国際英語は、地球英語・世界英語・共通英語とも呼ばれることがあり、国際理解、国際協調、国際共生に役立つと言われています。
リーマンショック以降、世界経済の中心は欧米諸国からアジア諸国へと確実に移り始めました。しかし、ビジネスの最前線では、たとえ英語を公用語としないアジア諸国の企業と取引する場合であっても、共通語(リンガフランカ)として英語が使われています。今日の国際社会では、アメリカ英語のクールなイデオムやイギリス英語の綺麗な発音をマスターするだけでは不十分であり、インド英語やシンガポール英語(シングリッシュ)のように、地域に根付いたボキャブラリーとアクセントの異なる様々な国際英語をスムーズに理解して意思疎通ができる実践的なコミュニケーション・スキルが求められています。
こうした新しいニーズに応えるために、リンガフランカでは、国際英語学習プログラムを提供しています。
授業は、文法と会話トレーニングで構成されており、全て英語(オール・イングリッシュ)で進めますが、各ユニットの学習ポイントを理解するのに十分な時間を割いていますので、会話の得意・不得意にかかわらず受講できます。
講師は全員、TESOL(英語指導資格)または修士号以上の学位を取得している国際英語の話者(非英米人)です。インド人、シンガポール人、中国人、ロシア人など、英語のほかにも数カ国語を話すマルチリンガルなので、講師の出身国の言葉や文化も一緒に学ぶことができます。
リンガフランカでは、国際英語学習プログラムの他にも、外国人スタッフとのチャット・サービス、英語によるアジア太平洋諸国の文化紹介、英語による料理教室などのサービスを展開しています。このようなサービスは、標準英語(生粋の英米人による指導)にこだわりをもってブランドや優位性を築いてきた大手英会話スクールが提供することは自己矛盾となるため難しいのではないでしょうか。

リンガフランカとは、どの様な意味ですか。

リンガフランカとは、イタリア語で「フランク王国の言葉」を意味します。中世、地中海地方の商人たちは、言葉の違いを越えて商売をするためにフランク王国の言葉=リンガフランカを共通語に選びました。以来、リンガフランカとは「共通語」を意味する語学用語となり、今日では英語がリンガフランカの地位を得ています。

商品・サービスにかける思いを聞かせ下さい。
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週刊東洋経済の特集を契機に「グロービッシュ」(Globish = Global English) というキーワードが今年3月頃から急激に流行するようになりました。ノンネイティブ同士による英会話コミュニケーションを積極的に受け入れる風潮は、弊社にとって追い風となっています。しかし、何の工夫もない昔ながらの英単語帳に「グロービッシュ」とタイトルを付けることで販売促進しようとしている新書が書店に並んでいるのを見かけることがあり、一過性の流行として捉えられている側面もあるようです。
国際英語(グロービッシュ)とは、コミュニケーションの現場の経験から生まれた工夫と手段であり、永続する言語進化の過程です。弊社では、流行に惑わされることなく本質を見極め、国際英語を本格的に実践することができる機会を提供することで日本人ビジネスパーソンの国際化に貢献したいと考えています。

今後の展開は。

語学やITなど専門サービスの分野は、アイデアと努力によって、そしてグローバル市場を選ぶことで、魅力的な成長カーブを描くことができると考えています。今後も、専門サービスの分野で様々な事業を試み、日本発のMNC(多国籍企業)としてのプレゼンスを高めて行きたいです。

取材日:2011年4月5日

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